ちょっと前にLifebook U9413/MXを買いましたが、どうも最近調子が悪い。 なんでかな〜とか思ったんですが、そういえば夏休みに入ってから1日中、PCを1秒たりともスリープさせずに使っていました。お父さんごめんなさい。 開けば即座に起動するっていう便利さがあるから辞められないんですが、どう考えても薄型で放熱が厳しいモバイルノートでやるべきではない。 (追記:不安定だったのは主にブラウザだったんですが、拡張機能が壊れてるだけでした...なんだよ!!)
と、いうわけでデスクトップPCを探していた所、某フリマサイトでHPのZ8 G4を発見。 何とXeon Gold 6152 ×2搭載でお値段7万円ポッキリ。 デュアルXeon!しかもWindows11対応!! 家のサーバーからメモリを拝借すればメモリ64GB、しかもECC! さらにさらに、家に落ちてるQuadroも使える!!! もちろんそのぐらいのお金を出せば14世代のi5とか買えるわけですが、そういうことじゃない、ロマンが手招きしてくる...
というわけで1週間ぐらい悩んだ末、買いました。 別の記事にしようかと思ってますが、4Kモニターも一緒に買いました。 クレカ、限度額。
と、前置きが長くなりましたが、まあそんなわけで44コア88スレッドのヤバいPCを買っちゃったぜ、という話です。
到着してびっくり、超でかい。 自作PC用のATXが入るサイズのケースから、さらに奥行きを長くしたようなサイズ感で、めっちゃでかいです。 そして超重い。メーカー公称値で23kgちょいで、持ち上げる為なのか上部に2か所の持ち手がついてます。やろうと思えばモバイルワークステーションにもなりますね。
 ▲でかい。前に置いてあるのが500mlの烏龍茶。安くて美味しいですよ。
デーン、デデデデェン Xeon Inside!

せっかくなので起動する前にパカっとな。 写真撮り忘れたんですがこの機種、サイドパネルがバコっとワンタッチで外れます。 さすが業務用。 サイドパネルを外すと、こんな感じでエアフローを制御するための部品が出てきます。 CPUが2個直列に並んでいますが、1個目のCPUの廃熱が2個目に直撃、なんてことは無いようにちゃんと設計されてます。さすが業務用。
 ▲エアフローを制御するためのパーツ
このパーツを外せばマザーボードとご対面! メモリスロットがwww多すぎるwww それもそのはず、この機種はCPUごとに12本、合計で24本のメモリスロットを装備。 最大メモリ容量は1.5TBです。もはやSSDいらないですね(?) せっかくなのでサーバーからメモリをパクってきて、56GBにしておきました。 ほんとは64GBにしたかったですが、なぜか1枚だけ動かなかったので仕方なし。
 ▲マザーボード。CPU2個、メモリスロットがぎっしり。
そろそろタスクマネージャーを拝みたいので、さっそくWindowsをインストールします。 ちなみにこの機種、M.2 SSDを使うには本来専用のカードが必要。そんなものは持ってない(し、ヤフオクで1.8万もした)ので、Amazonで売ってた、PCIeスロットにM.2 SSDを刺せるボードを買いました。1500円ぐらい。 普通にWindowsも起動して速度も問題ないので、ちょい古なPCの改造とかにも使えそうですね。 SSDはADATAの一番安いやつ。ドスパラで5500円ぐらい。 耐久性は...どうなんでしょう。人柱です。
話が逸れましたがWindowsのインストール。シリアル番号を使えばドライバーを含めたリカバリーディスクを作ってくれるソフトが公式から配布されてたので使ってみることに。 富士通のパソコンでやったら3回ぐらい失敗しました。HPのツールを富士通のPCで使い、おまけに激安の怪しいUSBをリカバリーディスクにする!さて、間違いはどこでしょう? とまあ半日ぐらいかかってやっと作成が終わり、Windowsのインストールに。 OSのバージョンはWindows11Pro for Workstationです。 for Workstation!色々機能が増えてるようです。情報が少なくてよくわからん。
今回はRAIDとか組まないので、 インストールは普通のWindowsと一緒。 セットアップが終わったところで、早速タスクマネージャーを...! これが開いてびっくり、スレッドごとの使用率が表示できる「論理プロセッサ」表示にすると、グラフになりません。使用率が枠の中に数字で出ます。 こんな表示、存在したのか...
 ▲タスクマネージャー。やばい(語彙力)
Cinebenchの表示も圧巻。ちなみにマルチコアのスコアは33369でした。 14世代のCorei9-14900にちょっと負けてるぐらいですね。 ちなみにCore Ultra9にはボロ負けです。性能向上凄すぎませんか...
 ▲Cinebench。一瞬です。
実用上の話をすると、Skylakeアーキテクチャなのでシングルスレッド性能は第6世代のCPUと同じです。シングルスレッド性能が大事になってくる用途だとちょっと厳しいかもしれません。ただ、最近のソフトはブラウザ含めてちゃんとマルチスレッド対応なので、僕の使い方ではあんまり問題にならなそう。超快適です。
頑張って机に設置しました。持ち上げるのに一苦労。
 ▲重かった...
横に置いていますが、動作音はまあまあします。 ちょっとうるさいので、部屋を掃除して床に置くか、ファンを交換しようかと考え中です。でもね、この音もワークステーション!感があっていいんですよね〜
ちょっとテンションが上がった状態で書いた文章なのであまり纏まっていませんが、今回はこのへんで。 次回かその次ぐらいのブログで、積んであったQuadroから紆余曲折あってIntel Arcの怪しいサンプル品に交換する記事を執筆予定なので、この記事と合わせてぜひ読んでください。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう!またね!
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